《私好み》も《似合う》もぜんぶワガママに叶えませんか。
台衿がもう少し細ければ…
前立てがもう少し華奢なら…
襟幅が大きすぎる…
細かな点を突き詰めるとなかなかベストに出会えることはなくどこかしら妥協して服を買っている事が多いはず。
既製服は、一般的に多くの人が似合いやすいように簡素な工程で誤差なく作られています。
だからこそ、既製服がぴったり似合う人は型紙の原型ピッタリの体型の人という事になり、年齢を重ねた分、その枠からズレていきます。
では、大人女子にピッタリ似合いかつオシャレで素敵な服とはどんな服でしょうか。
例えば素材でいうとコットン素材でもジャガードのような立体的な織り柄、シルケットタッチな光沢感、リッチなしなやかさ。
そんな上質なものが大人女子が美しく着ることが出来る素材かと思います。
つまり、カジュアルなアイテムこそ難しいとも言えます。
コーディネートさえよければ何でも着こなせる年代を通り過ぎ、どこで、何を買ったら良いのか、どうすれば流行のテイストでもスタイルアップが叶うのか、美しく着こなせるのかという悩みが出始めるのも40代頃。
そのような事を理解して、洋服を着ているかどうか、着こなしに考え方や知性が滲み出てしまいます。
ただの服作りにとどまらず、パーソナルスタイリストの目線からそんなことを迷える大人女子に提案しています。